私は何度も知らないという。(1巻その7)
殴りかかられているのは、言わずもがな、ペテロです。
ペテロは十二使徒の中では1,2を争う有名な使徒です。
「ペテロ」という名は「岩」を意味し、それは教会の基盤となる岩のこと。
またキリストから「天国の鍵をあなたに与えよう」といわれるという、とても信頼されていた第一の人物です。
ところがそんなペテロさんが、犯してしまったのが、この「知らない」という嘘。
嘘、というかもはやこれは罪だと思うんだけど(-_-)
もしこの「三度」が「し、ししし知らない知らない知らないっ!」っていう三度ならまだましなんだけど
なにしろ違う人にそれぞれ聞かれた上での三度の否定ですからね。
言い訳のしようがない。
信頼されていた使徒なのに、ユダに続き、この裏切りョ・・・
もちろんその後キリストは磔刑で亡くなってしまいましたから
生きているうちにペテロはキリストに謝ることは出来なかったでしょう。
もし復活した後会えたなら「三度も私を知らないと言ったなー!!ムキーーーーo(*▼ヘ▼)==○))))☆★☆\\\\\\\\\\\”((/*ω*)o←ペテロ」と怒ってもらえていたらいいですね。
「許す」はキリストの専売特許だけど、こうやってどかーんと怒られる方が気持ちが救われることってありますから。
|レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt Harmensz. van Rijn)|聖ペテロの否認|1660|アムステルダム国立博物館|
怒りのイエス(1巻その7)
つまり、人様に暴力をふるっているキリスト。
「神殿を潔める」の場面。
祈りの場であるはずの神殿で、人々が商売をしていたのです。
キリストは縄で出来たムチで屋台をたたき壊して商人を追い払いました。
弟子に裏切られても、唾を吐きかけられても、磔にあってもすべてを受け入れていたキリストが、
悪魔にそそのかされても言葉で追い払ったキリストが、
ムチを片手にキレまくっっている・・・・
このことは非信者のハミガキから見ると
「祈りの場は神聖です」というキリスト教にとって、プラスなメッセージのあるテーマのように思えるけど、実際このテーマの作品はそんなに多くありません。
(エル・グレコは結構描いてるけど)
「神殿(Temple)」という場面がいけないのかな?
それとも
キリスト教にとっては、いかなる理由にしても「キリストが力で解決した」という事実は好ましくないテーマなのかな(?_?)
そんな中途半端じゃなくていっそもっと、怒りと悲しみで
スーパー某にでも覚醒してしまえばよかったのに!
|エル・グレコ(El Greco)|神殿から商人を追うキリスト|1600年頃|ロンドン・ナショナル・ギャラリー|
告白
今日はcaillebotte.netにとって非常に喜ばしい出来事があった。
私の痛恨の失態はあったけれども、カイユボットメジャー化計画としては
着実に裾野が広がっていると考えると、そんな失態もたいしたことではなかろう。
しかし忘れてならないのはcaillebotte.netのコンセプトは、
単にカイユボットのメジャー化ではなく
「カイユボットを一人の画家として評価していこう」であること。
そしてそれをあと20年の間に実現すること。
それを考えると、今回のことはまだまだパトロンの域を出ていない。
そして自らを省みた時に
1・カイユボットを広く普及させること
2・カイユボットについて研究すること
3・カイユボットの作品について研究すること
この3つのやりたいことのうち、まだ何もできていないではないかと深く反省せざるを得ない。
反省を元に今後年単位のスケジュールを考えてみた。
【今月】
・カイユボットの絵画作品の登録をすべて終える(3)済
・Eric Darragonの英語訳の本を購入する あまり安くていいのがなかったので、年内に他の本も含めて要検討。
【来月】
・カイユボットのデッサンの登録をすべて終える(3)
・Twitterで更新情報を流す(1)
【今年いっぱい】
・一般向けコンテンツの充実(壁紙、アンケート、カレンダーなど)(1)
・写真の充実(1)(2)
・海関係確認(1)(2)
【2011年】
・iPhone向けに最適化(1)
・海関係アップ(1)(2)
【〜2013年末まで(3年+α)】
・英語で書かれた本7冊を読破、たとえ間違っていても必ず目を通すこと(2)(3)
・有名な作品を優先的に、分かったことを記録していく(3)
【2014〜2017年末まで(4年)】
・フランス語で書かれた本3冊を読破、たとえ間違っていても必ず目を通すこと(2)(3)
・それに伴い分かったことを記録していく(3)
【2030年】
・フランスに行く(2)
カイユボットのゆかりの地を巡る(2)
【継続して】
・フランス語の勉強、目標は今の英語のレベル(低いけどw)をしのぐこと
・Catalogues Raisonnesの再確認
通勤途中は日々のニュースを携帯で見るのを日課としているが
今後は苦手な英語をひたすら読むことになるだろう。
広く普及させることについてはまだまだいろいろな余地がありそうである。
要検討の事。
イエスの選挙ポスター(1巻その7)
選挙風のポスターっていったらもうこれしかないでしょ!
デューラーの自画像。デューラーの自画像っていっても、これ、
なんとキリストに自分を似せて描いたものなんです。
すごいね。
普通思いつかないですよ。
キリストと自分を似せて絵描こうだなんて恐れ多くて。
いったいどうしてそんなこと思いついちゃったのか。。。
・敬愛するキリストに少しでも近づきたくて、もう同化したいくらいの勢い
・俺、キリストくらい、すごいから。。。(ナルシスト風に)
本当のところは私にはわからないけど、
熱心な信者だったらしいデューラーのことだから前者かもだし。
貧乏でもないのに自画像をいっぱい描いてたから後者かもだし。
どっちにしても、デューラーの人柄にちょっと引いてるハミガキです。
でももし!
この絵がすごく先を行く「ブロマイドもしくは選挙ポスター」だったら!!!
実は背景にある文字だって
「やります。実行力!デューラー」って書いてあるのかも。(違
それだったら俄然デューラーに興味がわいちゃうなぁ!
|アルブレヒト・デューラー(Albrecht Durer)|自画像(28歳の自画像)|1500年|ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク|